Surgery

手術中の患者から出火、その原因とは?

 ルーマニアで手術中に出火がおき、患者の女性が体に大やけどを負う不幸な事故が起きた。使われていた電気メスの火花が、アルコール成分を含んだ消毒液に引火したのだ。

 ルーマニアの政治家エマニュエル・アンギュロニュは事故の状況を「女性の体からたいまつのように炎が立ち上り、看護師が慌ててバケツで水をかけた」とフェイスブックにコメントしている。

すい臓がんだった女性は、大やけどにより帰らぬ人となる

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                                                                                    image credit : Pixabay
 66歳のその女性は、首都ブカレストの救命病院ですい臓がんの手術を受けていた。不慮の事故によるやけどは全身の40%にも及んだ。

研究によると、全身に占めるやけどの面積の割合に年齢を足した指数(熱傷予後指数)が100を超えると、死亡率が高くなる。この女性の指数は100を超えており、手術から6日後亡くなった。

 保健省次官ホラテュー・モルドヴァンは「電気メスを使うときにアルコール成分が入った消毒液を使ってはいけない。執刀医はその禁止行為に気付くべきだった」とコメントした。

日本でも同様の事故が起こっている

 日本でも毎年数件の引火事例が報告されており、日本医師会の医療安全情報集では注意をうながしている。事故の原因として、使用した消毒液にアルコールが含まれているのに医者や看護師が気付かなかったことが挙げられている。

 ルーマニアの保健省大臣ビクター・コスタッシュは亡くなられた女性に追悼の意を表すとともに、同じ悲劇が起きないよう再発防止に努めるとした。

〜 Hey Dudeのニュース劇場 〜

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ママンが死ぬほど早く消火した

引用元:
Independent

参考:
金沢医科大学病院 熱傷と培養皮膚

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