ナチスが隠した28トンの金塊 ありかを示す日記が見つかる(ポーランド)

 第二次世界大戦末期、ナチスは各地から略奪した大量の財宝を、迫り来る連合軍から隠した。隠された財宝は今も行方が分からず、それらを探す研究は戦後から現在まで続いている。

28トンの金塊のありかを示す日記が発見される

 ナチスの金塊が隠されたありかを示す日記が最近発見された。日記はナチス親衛隊将校によって書かれたもので、金塊がポーランドの古城に眠っていると記されている。

 その城はホッホバーグ城と呼ばれ、ポーランド西部ヴロツワフ市の近くにある。ヴロツワフ市は戦前、ドイツ領であった。

 デイリーメール紙(英)は、28トンの金塊だけでなく宝石や貴金属が、古城にある井戸の地下60mに埋まっていると報じている。日記の情報から推定すると1600憶円以上の価値にもなる。

日記の信ぴょう性

 その日記はドイツにあるフリーメイソンのロッジ(フリーメイソン会員の集会場所)で、何十年も眠り続けていた。フリーメイソン会員らは第二次世界大戦終了後も日記をひそかに保管していたが、ナチスと関りがあったことへの償いとして、日記は財団に寄贈されていた。

 ナチス親衛隊の将校イーゴン・オレンハウワーはそのロッジのメンバーであり、オレンハウワーはナチスが略奪した財宝や親衛隊の個人財産を隠す重要な任務を負っていた。

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image credit: Bing

  手がかりを見つけたシレジア橋財団(Polish-German Silesian Bridge Foundation)の研究者らによると、日記はオレンハウワーが書いたものと断定できていないが、日記の紙やインクの材質、劣化具合から75年前(1945年頃、第二次世界大戦末期)に書かれたことは立証されている。

 金塊を埋める作業を目撃した者らは始末され、金塊と共に埋められた。また、金塊を埋めた痕跡を隠すために井戸は爆破された。日記にはこのような金塊を隠す際の詳細な記述があることから、研究者らは内容の信ぴょう性が高いと確信している。

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image credit: Bing

今後の調査が待たれる

 ホッホバーグ城の所有者は既に研究者らに調査を許可し、井戸周辺を有刺鉄線で囲い監視カメラを設置しているが、ポーランド政府は調査に慎重な態度を取っている。

 ホッホバーグ城は歴史的遺産なので、ポーランド政府からの許可や支援なしで発掘を行うことは難しい。そこで研究者らは金塊の情報をメディアに公開し、政府に早急な対応をするよう求めている。

引用元:
ati
first news

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