「にんにくが手に入らない!」 欧米の深刻なにんにく不足のなぜ

 今、アメリカやヨーロッパの多くのスーパーマーケットでにんにくが入手困難になっているのはご存知だろうか。新型コロナウィルスの影響で、にんにくが売り場から消えるという緊急事態が起きているのだ。

「食料品店での売上が爆発的に増加」


 カリフォルニア州はにんにくの生産量がアメリカ国内でトップだが、州内のスーパーマーケットでもにんにくの棚は空っぽ。卸売価格は年初から比べて60%も上昇している。

 ロックダウン(都市封鎖)された各都市を中心に、自宅で料理をする人々が急増し、食料品店でにんにくが飛ぶように売れているのだ。

 オランダの食品業界情報サイト「FRESH PLAZA」の報告によると、にんにく不足はアメリカ、ヨーロッパ、アフリカなど世界中で深刻な状態だ。

 レストランが休業している分、にんにくは余っていそうだが、それでも品薄になってしまうほど売れているのには実は理由がある。

「にんにくがコロナ予防に効くというデマ」

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image credit: Pixabay

 爆売れの背景には、にんにくが新型コロナウィルスに効くというデマがSNSで拡散されていることがある。

 吸血鬼を退治するように、にんにくの迷信は世界中で古くからあり、根強く人々に支持されているのだ。ツイッター上でも、

にんにくをドアにかけておけばウィルスは入ってこない・・・あれ、吸血鬼除けだっけ?

コロナにかかったかもってママに言ったら、にんにくを食べなさいって言われたわ

といったような情報が飛び交っている。見かねた世界保健機関(WHO)が「新型コロナウィルスの感染予防に効くという科学的根拠はない」と声明を出す事態になっているぐらいだ。

「にんにく不足は長くは続かない」

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 image credit: Pixabay

 にんにくの値上がりを背景に、いくつかの生産国が不足する国への輸出を決定した。ビジネスチャンスとにらんでいるのだ。

 また、6月はにんにくの収穫期だ。にんにくがスーパーマーケットに戻ってくるのも時間の問題だろう。


引用元:
mashed.com

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