奇跡的に命拾いした動物たちのストーリー

 動物にとって一番の危険は人間であり、また助けてくれるのも人間だ。

 今日は人間によって命の危険にさらされ、動物保護団体によって命拾いした動物たちの奇跡のストーリーを紹介しよう。

1.ボクはここにいるよ

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photo credit: Onegreeenplanet.org

 生後8か月のまだ小さなジャックラッセルテリアのレビが突然いなくなった。

 庭で一匹で遊んでいたはずのレビがいなくなったのは雪の降る12月27日のことだった。庭を映す防犯カメラには、誰かがレビを連れ去る姿が映っていた。

 飼い主はすぐに警察や愛護団体に連絡し、張り紙やSNSで捜索を呼びかけた。

 5日後、レビはリサイクル用の衣類コンテナーの中にいるのを愛護団体に発見された。

 小さなレビが自分で入ることは出来ない大きさのコンテナー。レビを連れ去った犯人が投げ入れたに違いない。

 見つかってよかった。もし発見がもう少し遅れていたら寒さと飢えで息絶えていたかもしれない。

 レビは無事に飼い主の元へ帰ることができた。

 動物愛護センターは、家族の一員であるペットを守るためにマイクロチップをつける、スーパーの入り口にくくりつけて買い物に行かない、などの呼びかけをしている。

2.もう一度歩く喜びを

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photo credit: Instagram

 2017年テヘランの路上で、脊髄を損傷していて下半身が麻痺している犬が発見された。怪我は虐待による可能性がある。

 心優しい女性に発見され、動物保護センターへ連れていかれた。

 左足が完全に動かなくなってしまっていた犬はパニと名付けられ、約1年間治療とリハビリの為センターで過ごした。

 パニは元気を取り戻し、更なる治療と新しい家族を見つけるためにニューヨークへ移動することになった。

 パニはボランティアのテディ・サラさんのもとで、新しい家族が見つかるまでリハビリをすることが決まり預けられた。

 サラさんは今までも沢山の動物の世話をしながら、新しい家族のもとへと送り出してきた。サラさんの懸命な世話と足の代わりとなる車椅子のおかげで、パニは幸せな日常を取り戻していった。

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photo credit: Instagram

 新しい家族が見つかるまでの間の時間だったはずが、サラさんがこのまま家族になりたいと申し出てくれた。

 本当の家族ができた。車椅子にも慣れ、今ではお友達の犬と一緒に走り回っているパニの姿はとても嬉しそうに見える。

3.なぜ、こんなところに罠が

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photo credit: Twitter

 インドのマハーラシュトラにある野生動物保護区で密猟の罠にかかっているヒョウが見つかった。

 3歳の雄ヒョウは後ろ足がトラバサミで挟まれて動けない。知らせを受けた動物愛護団体がすぐさま駆け付け、麻酔で眠らせてから罠を取り外した。

 トラバサミは非常に危険な罠で、骨折や重度の裂傷をもたらす。それが原因で死に至ることもある。

 救助は数時間に及んだ。幸い発見が早かったのか、足は折れておらず大きな怪我もなかった。

 ヒョウは保護センターに送られ、足が完治した後に野生へと返された。

 動物愛護団体は野生動物を守る為に常にパトロ―ルをしているが、残念ながら今でも野生動物の密猟があとを絶たない。

4.脱出成功

 ある日曜日の朝、ニューヨークの街をうろついているヤギがいると警察に連絡が入った。食肉処理場から逃げ出したヤギだった。

 警察によって無事保護されたヤギは、元の食肉処理場ではなく動物愛護センターへ引き渡された。命拾いしたヤギは、ジェネシスと名付けられた。

 センターで健康チェックを受けた後、ジェネシスは動物保護施設に送られた。そこには同じように逃げ出した動物たちが暮らしている。

 ジェネシスは仲間とともに、のびのびと自分の人生を全うすることができるようになった。

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photo credit: Onegreenplanet.org

5.陽のあたる場所へ

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photo credit: Instagram


 10年以上もせまくて真っ暗な小屋の中で育てられた豚がいる。

 豚の飼育環境の悪さを動物愛護センターに注意されていたが、飼い主はまったく聞く耳を持たなかった。

 ひどい環境でも子どもをたくさん産んでくれる「金のなる木」だったので、特にお金をかけて豚のことを大事にしようとは思わなかったのだろう。

 しかしある日、この豚は生まれたばかりの子豚たちを踏みつぶしてしまった。目が見えなくなっていたのだ。

 飼い主は怒り豚を処分しようとしたが、幸いにも動物愛護センターに引き取られた。

 名前も持たなかった豚は、プリンセスと名付けられた。人を警戒し食べ物もなかなか口にしなかったため、体力の回復に時間がかかった。

 しかし時間が経つにつれ、プリンセスはスタッフの懸命な世話で少しずつ元気になってきた。残りの人生は今までと180度違う、陽のあたる暖かい場所で過ごしていく。

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photo credit: Instagram

6.海に帰りたい

 中国大連市の沿岸にある小屋で大量のゴマフアザラシが発見された。

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photo credit: Hsi.org
 

 ゴマフアザラシは保護動物に指定されているが密猟が絶えない。水族館での見せ物や漢方薬の材料として人気があるのだ。

 通報を受けた警察が小屋を捜索すると、70頭以上のゴマフアザラシを発見した。半数はすでに死んでいたが、37頭の生きたゴマフアザラシを保護した。

 衰弱した赤ちゃんアザラシたちは治療の甲斐もなく海洋病院で亡くなってしまったが、24頭のゴマフアザラシは無事に海に帰ることができた。

まとめ

 人の手により犠牲になってしまうことのある動物たち。助かった動物たちには幸せに暮らしてほしいと願う。

引用元:
Onegreenplanet.org

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