
この記事にはクモの画像が載っています。苦手な方はトップページへ→
バッドエンド映画として有名な映画「ミスト」の中でクモが人を襲うシーンがあるように、クモは身近な存在ながらもグロテスクな見た目から恐怖感を抱いてしまう。
こちらの動画は映画「ミスト」。スティーヴン・キングの1980年の中編小説『霧』を原作としたアメリカの映画。
まるでミスト…心臓が止まりそうな恐怖が窓の外に
アメリカのテキサス州に住むトーマス夫妻はアパートの窓に大きなクモがひっついているのを見てびっくりした。最初はおもちゃかと思ったが、動いているのを見てさらに恐怖を感じた。

夫のケンと妻のテウナにとって見たことのない大きさだった。すぐに外で飼っている子犬が襲われないか心配になり、急いで家の中に入れた。
その後ケンが外に出て巨大クモの下に大きな箱を用意し、テウナがクモのいる窓を内側から叩いてクモを箱の中に落としたことで夫婦は危機を逃れた。
近くのサンアントニオ動物園の飼育員によると、そのクモはテキサスタンタランチュラでありアメリカに生息する大型クモの一種である。大きなものは体長15センチにまで成長する。
世界にはさらに恐怖のクモが存在する
他にもさらに見た目がグロテスクで大きなクモが存在する。ここにいくつか紹介しよう。
1.クロドクシボグモ

最も強い毒性を持つクモの一種で、巣を張って獲物を待つのではなく歩き回って捕食する。南アメリカ大陸に広く生息し、街の食料品店で見つかった例もある。
物陰やすき間にひそんでいて、人間がかまれると2時間以内に死亡してしまう危険がある。また神経毒の作用で男性はずっと勃起状態が続くと言われる。
2.チャコジャイ

20センチ以上にもなるチャコジャイは、大きさと見た目とは逆に温厚な性格で知られペットとして人気だ。餌となるネズミや昆虫を与えている限り噛まれることはない。このクモも南米に生息している。
3.ルブロンオオツチグモ

世界最大級のクモで体長が30センチ(子犬サイズ)にもなる。攻撃性が強く、噛んだり腹にある刺激毛を飛ばして攻撃する。昆虫やカエルを主に捕食するが鳥を食べることもある。